火災保険を活用した屋根リフォームのトラブルとは？｜東京の屋根修理ならお任せください。

今では家を新築するときにはほとんどの方が火災保険に加入します。火災保険と聞くとその字の通りに火災が起きたときに備えた保険だと思っている方が多く、もちろんその通りなのですが、火災保険でカバーできるのは他にもいろいろな災害があるのです。
火災保険の対象になる災害は「火災」「落雷」「風害」「雹害」「雪害」「爆発破裂」など多岐にわたっています。ちなみに、火災保険では建物だけでなく家財も補償の対象になっていて、本来は請求できたはずなのに、申請をしなかったばかりにせっかくの保険を活用できていないという方が大勢いるのが現実です。

まだ契約をして8日が経過していないなら、クーリングオフ制度を使えば書面による通知で契約を解除することが可能です。
そもそも、保険会社の調査が終わっていないのに工事費が無料になると言われたのであれば、それは立派な詐欺行為に当たるので、保険会社に言われたことをそのまま伝えれば契約を解除してもらうことはできると思います。
もしそれでも解除に応じてくれないなら、消費者センターや弁護士などに相談しましょう。実際に詐欺に遭ってしまった場合は警察で対処してもらえますが、騙される前なら警察に通報すると言えば大抵は警戒して諦めてくれます。

屋根リフォームに関しては、近年台風や豪雨などの被害が全国各地で起きていて、火災保険を使って工事を行う方が増えています。火災保険は契約中何度でも繰り返し利用ができて、その都度保険料がアップするようなこともありません。さらに災害に遭ってから3年以内であれば申請できることも、消費者にとってはありがたいことです。
しかし、この火災保険に関わる屋根リフォームのトラブルも近頃ではかなり増えています。大きな台風などの被害が出る度に、消費生活センターなどの寄せられる被害相談の数も多くなっているのです。
火災保険の対象になる災害が原因で屋根に損傷などが起きたときには保険が適用になり、保険料で屋根の修理やリフォームができることは事実です。しかし、被害に遭ったからといって100％保険が下りるとは限りません。
それなのに、悪徳屋根工事業者などは、火災保険を使って無料で工事ができるからと言って契約を交わさせ、結局保険が下りないで修理費用が発生するという事例が数多く確認されているのです。
災害による屋根の修理やリフォームに火災保険を適用させるには、申請をしてそれが本当に自然災害によるものかを調査しなければいけません。あくまでも調査を行い判断するのも保険会社側なので、屋根工事業者などがその前に保険が下りると言い切ることはできないのです。

さらに、たとえ屋根の損傷が自然災害であると判定されたとしても、保険金がいくら出るかは分かりません。被害状況によって全額認められる場合もあれば、半分やそれ以下しか出ないこともあるのです。
悪徳業者はそのことを認識して詐欺的な行為を働いています。悪徳業者に騙されないためには、調査が終わっていないうちから無料を謳う業者とは取り引きしないようにすることが最善策です。